この美しさをなぞりたい

林 葉月が見た世界、描き記す絵と言葉

木と仲良し

 

私には、とても大好きな木がいる。

 

長く生きてきた木は長老だったりする。

 

ずっとこの街を見てきたんだね。

 

ずっとこの場所を見守ってきたんだね。

 

表参道のケヤキ並木の長老たちは

ずっと、ずっとあそこで、あの街を見てきた。

 

いろんなことがあった。

 

ずっと、見てた。

 

それだけで、あの長老の木々を尊敬する。

 

あの佇まい。

落ち着き。

 

行き交う人々。

排気ガスもいっぱい。

 

でも、じーっとあそこにいて、見てる木々。

 

すごいと思う。

 

木々が見てきた記憶が一瞬で

 

私の脳内にフラッシュバックするみたいに見えた。

 

 

ただただ尊敬して、わあっと大好きになって

木々に触れて

 

一本ずつハグして

 

ずーっと、歩いたことがある。

 

本当に彼らの仕事ってすごいなあって。

 

 

大学へ行く途中の玉川上水にも

素晴らしい木々が沢山いて

自分の親兄弟のように

思っていた。

 

朝行く途中で、挨拶をして

ハグして

話して

やっと大学まで行けた。

 

いつも遅刻してて

木と仲良くしてた。

 

ある時、入ったモスバーガーで

観葉植物としてそこにいたパキラ

どうしてもその幹に触れたくて

触ったらぐぐぐぐ~っとエネルギーが優しく入ってきた。

 

すごいの。

どんなところにいても

たとえ植木鉢でも

木は優しい。

 

沖縄のある公園には

おじいちゃんみたいな木がいる。

 

お金もなくて泊まるところもなくて

その木の下にテントを張って寝てた。

 

木の上に登って、跨って、いろんな話をした。

 

ボロボロに傷ついてヨレヨレになった私のことも

全部、知ってる木

 

もう人間でいることが辛すぎて

真剣に、真剣に祈った。

 

木になりたい。

木になりたいの。

 

もう人間疲れた。

 

私は木になりたい!

お願いだからこのまま木にならせて!

って必死でお願いした。

 

だけど、急にその木は私をフっと

木のエネルギーから放した。

ずっと、交流していたのに

フッと放してこう言った

 

「お前は人間だよ。人間になりなさい。」

 

私は泣いた。わーわー泣いた。

 

その言葉が、本当に深くやさしいところから

来ているのがわかったから。

 

やだよーやだよー

木になりたいのにー

木になりたかったー

 

と泣きじゃくる私の側で

ずっと私を見てた

 

涙が枯れて疲れ果てるまでそこにいた。

 

私のおじいちゃんの木。

大好きな、大切な木。

 

ハワイ島にもとんでもない長老がいて

もう家より大きい空間を

完全にホールドしてる

 

とてつもなく平和で慈愛に満ちている長老

 

もう何もいらなくなる

言葉も

声も

 

ずーっとそこにいたくなる。

 

永遠てこんな感じかな

という空気に

お邪魔する感覚

 

大好きな長老。

 

武蔵境から井の頭に向かって歩いて

疲れてもたれた街路樹と抱き合ってたら

 

木の幹を、樹皮を、舐めたくなった。

 

どうして人間はキスなんてするんだろう?

どうして舌と舌を絡ませたりなんて

するのかな?

 

って思ってたんだけど

 

樹皮を舐めた時に、わかった。

 

人間の中で最も敏感なセンサーが

舌にあるからなんだって。

 

だから舌と舌を絡ませて

互いの情報交換をするんだね。

 

私の頭の上に「!」が出てた。

 

木とキスして、初めてわかった。

 

 

この記事を読んで、私と木々のことを思った。

今まで秘めていたけど、書いておこうと思った。

 

私は木と仲良しだから。

 

「自閉症スペクトラムと呼ばれているような障害は、実は障害でない。生物としての人類のバリエーション(変異)のひとつである。」

 

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