この美しさをなぞりたい

林 葉月が見た世界、描き記す絵と言葉

ライブペインティング@へっぽこ音楽祭②

「へっぽこ音楽祭」はゆきさんとゆういちろうくんが主催&企画したイベントで

 

「上手な人、日頃ギャラ貰ってる人は出演不可。下手でも音楽を楽しんでいる人や、プロのミュージシャンの場合は専門外の表現で出演する」というコンセプトのライブイベントです。

 

一「ア・ユジュン・ス」(ピアノ、うた)

 

これは普段はキーボディストとして活躍している鈴木潤さんとちゃぶ台バンドとかやってるアユさんのコンビで

潤さんは歌、アユさんはピアノ。

 

MCで、潤さんが「僕、学生の頃、歌ったりしながら弾いてたこともあって、だけど全然良くないって言われてたので緊張するけど…」と言って歌い始めたのですが、その緊張が伝わってくる感じも含めて、すごく胸に響く歌でした。「僕が作った曲で、暗い歌ばかりになりますが」と言っていたけど、むしろその感じも新鮮だし潤さんの奥深くから出てきているような感じがして、とても良かったです。ちょっと涙が滲んでしまいました。

 

 

感動する歌って、必ずしも「整った発声法で、調和された音で、歌い上げる熱情」みたいなものでもなくて

 

やっぱりその人の奥の方から、本質みたいなところから

差し出された音、滲み出ちゃった揺らぎ

とかに私たちの胸の奥の方が共鳴して感動するんだと思うんですよね。

 

だから、はっきり言って技術的なことなんか、どうでもよくなっちゃう感じもあって。

 

そういう意味でもこの「へっぽこ音楽祭」っていうのはすごくいいテーマ

みんなで音楽を楽しむという意味ではすごくいいセッティングだと思いました。

 

で、私は一組で一枚の絵を描く感じでライブペインティングをしたので

 

「ア・ユジュン・ス」の時に描いた一枚は、こちらです。

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二「MEYK」(ピアノ、ドラム)

 

二人はシェアハウスメイトで江渕さんと祐一郎くんのコンビ。

江渕さんはピアノ、祐一郎くんはドラム。

 

この二人の出す音は、底の方から明るくて楽しかったです。

江渕さんのピアノのメロディとユーモア効かせてくる感じのドラムが絶妙で

時に楽しく、時にカッコよく、時に揺らぐ心地よさとかもあって

さらに、二人はラップもぶちかましてきて、最高でした。

自由っていいな、と思った。

 

「MEYK」の音で描いた一枚はこちら。

 

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ラップで「RNA」「いみわかんない」という言葉を発していたのが楽しくって

画面に取り入れてみました。わかるかな?わかんないだろうな。

 

 

三.「松井雄一郎」(ピアノ)

 

松井くんは、高校生の頃に弾いたっきりになっていたピアノを最近再開したんだそう。

静かな、禅のようなピアノを即興で弾かれました。

少しハミング的なこともしていた辺りが冒険心ぽかったです。

でも全体的に透明感があって、しっとり。

 

そんなピアノを聴いて描いた絵がこちら。

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四「やぶくみこ」(ギター)

 

やぶさんはパーカッションとかガムランとか三味線とか瓦とかの奏者で

何をやってもできちゃうかもしれないけど、ギターは何回も挫折してきた

ということで、ギターで弾き語りをされました。

私の大好きな七尾旅人の「サーカスナイト」を青葉市子さんがカバーしているののカバーだそうです。

エモかった。そしてキュンキュンしました。

 

そんなやぶさんの弾き語りを聴きながら描いたのはこちら。

 

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五「WAKI」(アコーディオン)

 

WAKIさんはテクノ音楽の作り手で、かつプロデューサーでもあります。

長年やってきたテクノですが、ふとアコーディアオンを持って弾いてみたら

結構評判が良かったということでした。

WAKIさんは即興で弾いていました。

内向しているのに小気味好くちょっと暗いけど奇抜。

そんな印象でした。

 

こちらがWAKIさんの音を聴きながら描いた絵です。

 

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六片岡祐介(ギター)

 

片岡さんは、普段はパーカッションで活躍しているミュージシャンなんだけど

ピアノも弾くし、チェンバロも弾くし、ペットボトルでもなんでも楽器に見立てて

演奏しちゃうので、最初は「出演禁止か?!」という感じだったらしいけれど

「勝手に楽器決めてくれていいよ」ということで主催が「ギター」を指定。

さすがの片岡さんもギターはやったことがなく持ってもいないということで

何するのかな?どんなかな?と変な期待が渦巻く中

中島みゆきを歌い始めました。。。

その不意を打つ感じと、その意外すぎる選曲と、聞いたことがなかった歌声

まさに搾りたて生って感じで、涙腺崩壊しました。

 

 

そんな片岡さんの歌を聴きながら描いた一枚はこちら。

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エモかった。

 

七hoihoi(ウクレレ、うた)

 

hoihoiの皆さんはゆきさんのママ友がメンバーで小学校のコーラスで知り合ったそう。

夜な夜な楽しく練習を重ねてきたみたいで

艶っぽい声とか素朴な歌声が入り混じる総勢6名の大所帯でした。

楽しくて、でも大人で、でも無邪気で、明るいけど、色気もあって

聞いていて弾むような音色に、楽しい気持ちが乗っかりました。

 

そんなhoihoiの曲を聴いて描いたのがこちら。

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弾んでるかな。

 

八マカロニ(ふえ、おどり)

 

ゆきさんと佐藤さんによるユニット。

フルートとリズミカルな音が楽しそうに踊っていました。

描いていたのでおどりは全く見られず。

背後で奏でられる音のユーモラスな感じにウキウキしました。

 

そんなマカロニの音で描いた絵はこちら。

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九祐一郎くんの自作楽器でセッションタイム

祐一郎くんが色々な楽器を手作りしてきてくれたので

出演者もお客さんも手にとってフリーセッションが始まりました。

みんな好き勝手やっていて大はしゃぎでした。

とても賑やかで弾けていて

描いている私も楽しかったです。

 

そんな音の共演で描いた一枚はこちら。

 

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合計九枚描きました。

もっと疲れるかなと思っていたけど、楽しかったので

全然疲れませんでした。

 

終えてみて思ったのは「またやりたい!」ってこと

もう少し大きな面に踊るように書いてみたいです。

 

全体的に、やっぱりその人から気負いなく発せられる音というのは

それだけで充分に人の内側に響く力があるということを

思いました。

 

 

とても楽しかったなあ。

 

もっといろんな音と戯れながら描いてみたいです。

 

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